ある利用者さんが読まれている本について、タイトルが気になり教えてもらうと…どうやら名言の本とのこと。
365日、一節ずつ名言が刻まれているのだとか。
いいなぁ…誰かに、時には過去の偉人たちに力をもらいたい時ってありますよね。
そうだな…私は誰の何を選ぼうかしらと考えて今朝一番に浮かんだのは寺山修司の“群れるな”でした。
名言ではないのですが、寺山修司の詩集『群れるな』には、個々の存在や自由を尊重するメッセージが込められています。詩の中では、「人はそれぞれの道を歩むべきだ」という思想が強調され、集団の中での同調を拒む姿勢が表現されています。この詩は、個の尊重や自己を見つめ直すことの重要性を訴えており、彼の独自の視点が光る作品となっています。具体的な引用は著作権の関係でできませんが、全体を通じて「自由であれ」という力強いメッセージが感じられます。
何か新しいことに挑戦する時、踏ん張らないといけない時、ちょっぴり尖りたい気持ちの時、私はこの引き出しを開けることが多いなと感じます。
みんなで仲良くすることは大切だけれど、時には自分の意見や感情をしっかり表現したい気持ちもあります。周囲に合わせることも大事だけど、自分の個性を大切にしたいという思いが強くなることもあります。尖ることで、新しい視点や考えを生み出し、他の人との関係がより豊かになることもあるのです。だからこそ、仲間との調和を大切にしながらも、自分自身を大切にする時間を持つことが重要だと感じます。
人は弱いから群れるのではない。 群れるから弱くなるのだ。
孤独な強さとつながりによる強さは、どちらも私たちにとって大切な要素ですよね。
今日は寺山修司に力をもらった一日でした☺
明日の食レクは…所長が腕によりをかけた料理を提供してくれるのだとか。どうぞおたのしみに✨
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