
ぽこあぽこがスタートしてから、気がつけば6年という時間が過ぎました。(写真は開設当時のぽこあぽこです。)

開所した頃のことを思い返すと、まだ手探りで、目の前の子どもたちにとって本当に良い支援とは何なのかを考え続ける毎日でした。
子どもたちは一人ひとり個性も感じ方も違い、同じ関わり方がそのまま通用することはありません。だからこそ私たちは、その子の様子をよく見て、少し関わり方を変えてみたり、活動の内容を工夫してみたりしながら、一歩一歩積み重ねてきました。
「ぽこあぽこ」という名前には、音楽用語で“少しずつ”“ゆっくりと”という意味があります。開所当初、この言葉の通り、子どもたちが自分のペースで少しずつ成長していける場所でありたいという想いを込めて名付けました。
今振り返ると、その想いはこの6年間の中で確かに形になってきたように感じます。最初は不安そうに登所していた子が、少しずつ笑顔を見せてくれるようになったり、友だちとの関わり方が分からず戸惑っていた子が、自分から声をかけられるようになったり、活動に参加することが難しかった子が「やってみる」と一歩踏み出せるようになったり。どれも大きな出来事ではないかもしれませんが、子どもたちにとってはとても大切な一歩です。その一歩一歩を一緒に見守らせていただけたことは、私たちにとっても大きな喜びでした。
同時に、この6年間で強く感じていることがあります。それは、子どもたちを支援しているつもりで、実は私たち自身が子どもたちから多くのことを教えてもらっているということです。どう関われば安心できるのか、どんな言葉が励みになるのか、どんな環境で力を発揮できるのか。子どもたちの姿から学びながら、私たち自身も支援者として少しずつ成長させてもらってきました。こうして6年間続けてこられたのは、何よりも保護者の皆さまのご理解とご協力、そして学校や相談支援事業所、地域の関係機関の皆さまの支えがあったからこそです。日々の連携や情報共有の中で、多くの助言やご理解をいただきながら、子どもたちにとってより良い環境を一緒に作っていただいていることに、心より感謝しております。
また、ぽこあぽこを信頼して大切なお子さまを預けてくださっている保護者の皆さまにも、あらためて深く御礼申し上げます。子どもたちが見せてくれる成長の一つ一つは、家庭での支えや日々の積み重ねがあってこそ生まれているものだと感じます。私たちはその歩みのほんの一部分に関わらせていただいているに過ぎませんが、その時間を共に過ごさせていただけていることをとてもありがたく思っています。
現在、私たちは新たな取り組みとして、児童発達支援「Plat(プラット)」の準備も進めています。Platという名前には、子どもたちが安心して立てる「基盤」「土台」「整えられた場所」という意味を込めています。子どもたちの成長は突然大きく変わるものではなく、小さな経験や成功体験の積み重ねによって育まれていくものです。これまで放課後等デイサービスとして積み重ねてきた経験を土台に、より早い段階から子どもたちの成長を支えていくことができる場所として、このPlatを形にしていきたいと考えています。
6年という時間は決して短くはありませんが、まだまだ道の途中でもあります。これからも子どもたち一人ひとりのペースを大切にしながら、「ぽこあぽこ」という名前の通り、少しずつ、着実に成長を支えていける場所でありたいと思っています。これからも温かく見守っていただけますと幸いです。

指定申請の更新は無事に終わりました。7年目のぽこあぽこもどうぞよろしくお願いいたします。






この記事へのコメントはありません。